「Nas/タイム・イズ・イルマティック」DVD(HPBR-3)再生不具合のお詫び

2014年/アメリカ/原題: Time is Illmatic/カラー&モノクロ/74分/デジタル/字幕監修:K DUB SHINE
提供:パルコ 配給:パルコ/ビーズインターナショナル 宣伝:ビーズインターナショナル 協力:ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル

INTRODUCTION

DJプレミアやピート・ロック、Q・ティップ、ラージ・プロフェッサーといった当時の東海岸ヒップホップの粋を結集してつくられた「illmatic」は、Nasのラッパーとしての資質も含めてまさにニューヨーク・シーンの威信を背負ったようなアルバムだったが、批評家筋やアンダーグラウンドでの高い評価の反面、セールスに関しては決して芳しいものではなかった。1994年のリリース当時、「illmatic」に最高評価の〈5本マイク〉を授けて現在に至るアルバムの神格化に絶大な影響を及ぼした老舗ヒップホップ誌の「The Source」は、1998年1月の通算100号記念号の特集記事で〈Most Overlooked Album〉(最も見過ごされてきたアルバム)のランキング1位に「illmatic」を選出していたが、こうして振り返ってみると「illmatic」はアイコニックでありながらも意外に複雑なポジショニングに置かれた名盤であることがよくわかると思う。いま改めてこの大傑作に正面から向き合ってみる必要がある、と訴えていた「The Source」の当該記事から随分と時間が経過してしまったが、この『Nas/タイム・イズ・イルマティック』の登場によって〈最も見過ごされてきたアルバム〉=「illmatic」はようやく再検証されることになるのだろう。
「illmatic」発売から20年。このアルバムは、社会政治学的な見地、耐える精神、そしてアメリカで自分の声を探し求める若い黒人男性の苦悩を全て要約した作品となり、ヒップホップの新しい基準を作り上げた。マルチメディアアーティストOne9が監督を務めた本作『Nas/タイム・イズ・イルマティック』は、ジャズ・ミュージシャンの父親オル・ダラを始め、息子Nasへと受け継がれたジョーンズ家の音楽的才能の歴史を追い、当時の社会情勢や置かれた環境がNasの世界観にどのような影響を及ぼしたのかを考察する。また、地元クイーンズブリッジの仲間達の協力、弟Jabari "Jungle" Jonesの忠義、母Ann Jonesの犠牲の基、如何にNasが不可能と思われる障害を乗り越えてヒップホップ第二黄金期の最高傑作を作り上げたかを描いている。

本作は2014年4月16日、トライベッカ・フィルム・フェスティバルにてワールドプレミアが行われた。また、デビュー20周年を記念して、リマスターされたオリジナル曲と、未発表曲や新たなリミックスを収録した2枚組「Illmatic XX」の日本版が8月27日にリリースされる。

CAST

Nas(ナズ)

本名Nasir bin Olu Dara Jones。90年代初頭から現在まで数多くのクラシックを生み、ヒップホップ・シーン最高のリリシストのひとりに数えられるNas。そんな彼は1973年9月14日にニューヨーク・ブルックリンに生まれ、クイーンズブリッジで育つ。父はジャズ・トランぺッターのオル・ダラ。弟ジャングルもラッパーとして活動している。14歳で学校をドロップアウトして、ストリートの生活に身を置く。1991年にメイン・ソースの“Live At Barbeque”にフィーチャーされて一躍注目を集め、コロンビアと契約を結ぶ。1994年のデビュー・アルバム『Illmatic』には、DJプレミア、ピート・ロック、Q・ティップ、ラージ・プロフェッサーなど東海岸を代表する気鋭のトラックメイカーたちがこぞって参加。“N.Y. State Of Mind”、“The World Is Yours”、“One Love”、“It Ain't Hard To Tell”などを収録し、当時ヒップホップ・シーンにおいて絶大な影響力を持っていた雑誌『The Source』でマイク5本の最高評価を獲得。現在までに100万枚以上を売り上げてプラチナム・ディスクを獲得し、ヒップホップ史上に輝くクラシックとして高く評価されている。その後も“If I Ruled The World”を収録した『It Was Written』(1996年)、代表曲となった“One Mic”を収録した『Stillmatic』(2001年)、“Made You Look”を収録した『God's Son』(2002年)などコンスタントにアルバムを発表。その間には同じニューヨーク出身のラッパーであるジェイ・Zとの確執が生じて話題を集めた(2005年にステージ上で和解)。2006年にはデフ・ジャムに移籍し、2011年の最新作『Life Is Good』も全米チャートで初登場1位を獲得。これまでに6枚のアルバムが全米No.1を獲得し、通算セールスは2000万枚を数える。デビュー以来一貫してストリートに寄り添ったリアルなライムとハードなサウンドでヒップホップ・シーンから絶大な支持を集めている。

Alicia Keys(アリシア・キーズ)

シンガー。1981年1月25日生まれ、ニューヨーク出身。2001年にデビューしていきなりグラミー賞で5部門を受賞。これまでにリリースした5枚のアルバムの総売り上げは全世界で3,000万枚以上にも達する、現代を代表するピアノ・ウーマン。Nasとは彼の2002年のアルバム『God's Son』収録の“Warrior Song”で初共演。

AZ

ラッパー。1972年3月9日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン出身。Nas『Illmatic』収録の“Life's A Bitch”で脚光を浴びたのち、1995年にアルバム『Doe Or Die』でデビュー(全米R&B/ヒップホップ・チャート初登場1位)。1997年にはNasが中心になって結成したヒップホップ・プロジェクト、ザ・ファームに参加している。

Busta Rhymes(バスタ・ライムズ)

ラッパー。1972年5月20日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン出身。リーダーズ・オブ・ザ・ニュー・スクールの一員として1991年にデビュー後、1996年からソロとして活動。その豪快なパフォーマンスで独自の地位を築き上げた。Nasとは2006年のアルバム『The Big Bang』収録の“Don't Get Carried Away”で共演している。

DJ Premier(DJプレミア)

プロデューサー/DJ。1966年3月21日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン出身。ギャング・スターのDJとして1989年にデビュー、90年代のヒップホップ黄金期を代表するプロデューサーとして数々の傑作を輩出した。Nasとは『Illmatic』以降『Stillmatic』(2001年)まで5作連続で共演、ヒップホップ史上最高のコンビとの呼び声も高い。

Jungle(ジャングル)

ラッパー/Nasの実弟。ニューヨーク・クイーンズブリッジ出身。1998年にヒップホップ・グループ、ブレイヴハーツを結成。Nasが設立したイル・ウィル・レコーズの第一弾アーティストとして2003年にアルバム『Bravehearted』をリリースした。ヒット曲は全米チャートで26位まで上昇した“Oochie Wally”(2000年)など。

L.E.S.

プロデューサー。ニューヨーク・クイーンズブリッジ出身。『Illmatic』の“Life's A Bitch”でプロデュースを務めて以降、Nasのプロダクション・パートナーとして2006年の7作目『Hip Hop Is Dead』まで毎回ビートを提供し続けた。代表作は全米1位を記録したウィル・スミス“Gettin' Jiggy Wit It”(1998年)など。

Large Professor(ラージ・プロフェッサー)

ラッパー/プロデューサー。1973年3月21日生まれ、ニューヨーク・クイーンズ出身。メイン・ソースの中核メンバーとしてデビュー、Nasの初レコーディング曲である“Live At Barbeque”を含む名盤『Breaking Atoms』(1991年)一発でその名声を決定づけた。『Illmatic』に至るまでのNasの初期キャリアを支えたキーパーソン。

Marley Marl(マーリー・マール)

プロデューサー/DJ。1962年9月30日生まれ、ニューヨーク・クイーンズブリッジ出身。ビッグ・ダディ・ケインやクール・G・ラップを擁するジュース・クルーを率いたヒップホップ史きっての重要プロデューサー。代表作はNasにも多大な影響を与えたMCシャン“The Bridge”(1986年)、エリック・B&ラキム“My Melody”(1987年)など。

MC Serch(MCサーチ)

ラッパー。1967年5月6日生まれ、ニューヨーク・クイーンズ出身。サード・ベースのメンバーとして1989年にデビュー。1992年のソロ・アルバム『Return Of The Product』収録の“Back To The Grill”ではNasをゲストに招いた。その後はNasの後見人として彼のメジャー契約に奔走、『Illmatic』のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めた。

Olu Dara(オル・ダラ)

ジャズ・ミュージシャン/Nasの実父。1941年1月12日生まれ、ミシシッピー出身。60年代からサイドマンとして活動。1998年になって初のリーダー・アルバム『In The World』をリリースした。Nasとの共演は『Illmatic』の“Life's A Bitch”のほか、『God's Son』(2002年)や『Street's Disciple』(2004年)でも聴くことができる。

Pete Rock(ピート・ロック)

プロデューサー/DJ。1970年6月21日生まれ、ニューヨーク出身。1987年にマーリー・マールに師事してDJ活動を開始、1991年にはピート・ロック&C.L.スムースとしてアーティスト・デビューをはたした。DJプレミアと共に90年代のイーストコースト・サウンドを牽引した立役者。Nasとの本格共演は“The World Is Yours”以降実現していない。

Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)

プロデューサー/シンガー。1973年4月5日生まれ、ヴァージニア出身。90年代後半にプロデューサー・チーム、ネプチューンズの一員としてブレイク。2014年にはグラミー賞の最優秀プロデューサー賞に輝いたほか、ソロ曲“Happy”が全米チャートで10週連続1位の大ヒットを記録した。Nasとは2003年に“The Flyest”でコラボしている。

Q-Tip(Q・ティップ)

ラッパー/プロデューサー。1970年4月10日生まれ、ニューヨーク・クイーンズ出身。90年代のヒップホップ・シーンを代表する人気グループ、ア・トライブ・コールド・クエストの中心メンバーとして活躍。1998年のグループ解散後はソロに転身、現在はカニエ・ウェスト主宰のG.O.O.D.に所属している。Nasとは“American Way”(2004年)で再共演。

Roxanne Shante(ロクサーヌ・シャンテ)

ラッパー。1969年11月9日生まれ、ニューヨーク・クイーンズ出身。マーリー・マール率いるジュース・クルーより1984年にデビュー、ラップ・バトルの強さには定評のある女性ラッパーのパイオニアだ。Nasとの直接的な共演はないが、Nasが興したイル・ウィル・レコーズのコンピ『QB's Finest』(2000年)収録の“We Live This”に参加している。

Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)

プロデューサー/ラッパー。1978年9月13日生まれ、ニューヨーク・ブロンクス出身。90年代後半にヒップホップ・クルー、ラフ・ライダーズのハウス・プロデューサーとして頭角を表し、ヒップホップのサウンド・プロダクションに革命を起こした。Nasとは“The G.O.D.”(2002年)や“Summer On Smash”(2012年)で共演している。

Wiz(ウィズ)

ラッパー。ニューヨーク・クイーンズブリッジ出身。Nasの実弟、ジャングルが所属するブレイヴハーツのオリジナル・メンバー。現在は脱退。

STAFF

監督/製作:One9

マルチメディアアーティスト兼プロデューサー兼エディター。ワシントンD.C.生まれ、現在はニューヨーク州ブルックリンに居住。Google、PBS、Viacom、Sony Musicなど、数々の非営利団体などが彼のクライアントに含まれる。アーティストとしては、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターの依頼で、2013年~2014年に彼らが選ぶ音楽タレントのアートワークのデザインを手掛ける。"Time is Illmatic"は彼の長編監督デビュー作品。クト、ザ・ファームに参加している。

脚本/製作:エリック・パーカー

コロンビア大学ジャーナリズムスクールの卒業。キャリアを通してヒップホップ世代にとって、とても意義深く重要なストーリーの数々を世に伝えてきている。ヒップホップ雑誌"The Source"副編集長、音楽ニュースサイト"SOHH.com"のコンテンツ・ディレクター、男性ファッション誌"Vibe"の音楽エディターなどを手掛けてきた。さらにXXL、Rolling Stone、The Village Voice、Latina、Glamour、MTV.comなどでも執筆。新聞・雑誌ジャーナリストとしての仕事以外では、音楽チャンネルMTV JAMで放映されていた、ヒップホップ界で活躍する人々が音楽・文化・政治などについて語り合う画期的なTV番組"The Parker Report"の製作兼司会者を務めた。音楽と文化に対する洞察力と理解力は高く評価され、CNN、MSNBC、BET、MTV、VH1、Fox News、など様々なメディアへ出演している。

ABOUT"illmatic"ALBUM[What is 1994?]

ABOUT"illmatic"ALBUM[Report]

● 全米チャートアクション
総合チャート最高12位、R&B/ヒップホップ・チャート最高2位
● 全米セールス
発売初週売り上げ約5万9,000枚、累計売り上げ約168万6,000枚
● レビュー
The Source: 5 mics(最高評価) ¦ Mojo: 5 stars(最高評価)
Allmusic: 5 stars(最高評価)
The Rooling Stone Album Guide: 5 stars(最高評価) ¦ Pitchfork Media: 10/10(最高評価)
NME: 9/10 ¦ Rolling Stone: 4 stars ¦ Entertainment Weelky: A-
●オールタイムリスト
About.com: 100 Greatest Hip Hop Albums 1位
ego trip: Hip Hop's 25 Greatest Albums by Year 1980-98 1位
The Village Voice: The 50 Most NYC Albums Ever 1位
MTV: The Greatest Hip Hop Albums of All Time 2位
Hip Hop Connection: Top 100 Readers Poll 3位 ¦ Vibe: Top 10 Rap Albums 4位
Juice: The 100 Most Influential Rap Albums Ever 4位
The Source: The Critics Top 100 Black Music Albums of All Time 5位
The New Nation: Top 100 Albums by Black Artists 5位 ¦ Spin: Top 100 Albums 1985-2005 17位
Rolling Stone: 100 Best Albums of the 90's 26位
Pitchfork Media: Top 100 Favorite Records of the 90's 33位

ABOUT"illmatic"ALBUM[PUNCHLINE GOD7]

It drops deep as it does in my breath/
I never sleep, 'cause sleep is the cousin of death
(息苦しくなるような、なにか重たいものがのしかかる/俺は絶対に眠らない。なぜなら睡眠は死のいとこみたいなものだから)
ー"N.Y. State Of Mind"

I got so many rhymes I don't think I'm too sane/
Life is parallel to Hell but I must maintain
(俺にはたくさんのライムがある。自分が分別のある人間だとは思っちゃいないが/人生はまるで地獄へと続く平行線
。 でもやらなくちゃいけないんだ)
ー"N.Y. State Of Mind"

I'm taking rappers to a new plateau, through rap slow/
My rhymin' is a vitamin held without a capsule
(ラップを通してゆっくりと、ラッパーたちを新しい高みに連れていく/俺のライムはカプセル抜きのヴァイタミン)
ー"N.Y. State Of Mind"

Born alone, die alone, no crew to keep my crown or throne
(ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。俺の王冠と王座を継ぐ者は誰もいない)
ー"The World Is Yours"

You couldn't catch me in the streets without a ton of reefer/
That's like Malcolm X, catching the Jungle Fever
(俺をストリートで捕まえたいのならクサを1トン持ってきな/そいつはマルコム・Xがジャングル・フィーヴァーするようなものさ)
ー"Halftime"

I rap in front of more niggas than in the salve ships
(俺は奴隷船に乗った数よりもたくさんのニガーの前でラップしている)
ー"Halftime"

My pen rides the paper, it even has blinkers/
Think I'll dim the lights then inhale, it stimulates/
Floating like I'm on the North 95 Interstate/
Never plan to stop, when I write my hand is hot
(俺のペンが紙の上を走る、ウインカーだってついてるんだ/ライトを消してから吐き出したら興奮するぜ/
まるで95インターステイトを浮遊しているかのよう/止めるつもりはない、リリックを書いているときは手が熱くなってるんだ)
ー"One Time 4 Your Mind"

COMMENTS

“Illmatic”のリリックを通して描かれていた時代背景、彼なりのハッスル、家族や友達の存在をよりリアルに覗けて、最高にアツい内容です。そしてデビュー作であの豪華メンバーと制作しながら、最高なヒップホップを世界中に届けることができた彼の才能に脱帽です。 観終わってから聴いたillmaticはさらに奥深く、ワクワクしまくりでした(笑)。

BENI (シンガー)

いきなり最高のMCとして登場したNASの、最高に至る前史が! ill willとのフレッシュな活動とクイーンズという街、まだまだ深いillmatic!

DARTHREIDER (BlackSwan)

素晴らしいヒップホップ・ドキュメンタリー作品でした!全ヘッズは必ず観るべし。僕も再度対訳を追いながらアルバム聴いて、もう一度観ます。

DJ DARUMA

TOKYO TRIBEの主人公はNasをモデルにしています。長年どうしてこんなにも冷めた、悲しい目をしているのかな?と思ってきたがこの映画でその理由がわかりました。

井上三太 (漫画家)

HIP HOP史に残る名作、ILLMATICの制作に至るドキュメンタリーというよりも、NAS自身の生い立ちや育った環境に迫った作品という印象を受けました。曲を手掛けたプロデューサー達からの制作秘話がもっと聞けたら個人的にはもっと面白かったかも。

DJ HAZIME

僕の知らなかったNASの1面が見れた。あと、弟ヤバすぎでしょ?

漢 a.k.a. GAMI (9sari Group)

20年もの月日が過ぎ、なおまた輝きを増すクラシックアルバム「Illmatc」の生まれた状況が、当時の関係者らの証言により、いま明らかになる。クイーンズブリッジがNasを育て、唯一無二のリリシストに成長させた背景を知れる重要なドキュメンタリーだ。

Kダブシャイン (ヒップホップMC)

NASの今迄の軌跡と共に90年代のヒップホップに燃えたあの懐かしい感じが蘇ります。またNASの普段見れない気さくな感じや、地元民に愛されてる感じも思わずグっときます。Queens x The Bronx のビーフなんかもリアルタイムに経験できたかのような錯覚を感じさせられるほど、当時の雰囲気がリアルに伝わってきました。NASファンじゃなくともヒップホップ好きなら間違いなく劇場で見るしかないでしょう!

DJ LEAD (The Heavy Hitters / Hot97)

NASがメジャーデビューする以前からN.Yでの彼の前評判はとても高く、1st SingleのHalftime (Nasty Nas)の12inchを手に入れた時の感動を今でも憶えてます。映画を見ればわかるけど当時のN.Yはとても殺伐としてましたね。そこからはい上がってスターになった訳だしRAP史を 変えたQBが生んだレジェンド!必見。

DJ MASTERKEY

当時の自分と共に、90年代が蘇る。Illmatic。傑作と呼ばれるこの作品が創られた過程を、目撃する事が出来る素晴らしい映画。あらゆる事象がIllmaticへと集束してゆく様は、恐ろしく感動的。 すべてのクリエイターは観るべき!

岡崎能士 (AFRO SAMURAI原作者 / イラストレーター / 漫画家)

劣悪な環境下でもメゲずにグレずに学ぶ事を忘れずに最高のクラッシックに辿り着いたNASって…天才ってよりは「スゲェ良いヤツだなぁ…」ってみんな思うはず。ちなみに俺が初めてRAPしたのはMC Serchの『Back to the Grill』のインストだった。ヤツはすでにそのレコードの中にいた。イッコしか歳違わねぇのに気にくわねぇヤツだと思ってた。そいつはスゲェ良いヤツだった。

RYO-Z (RIP SLYME)

The World Is Yoursは映画 SCARFACEも大好きなので音楽の枠を超えて当時から引っかかりましたね。好きすぎて自分達のバンドNUMBの曲名にも頂いたくらいです。しかし当時から全くブレずに今聞いても新鮮なのは流石です。ヒップホップファンに限らず全レベルミュージック好きは必見です。

SENTA (NUMB)

Jay Said..."Who's the best MC's, Biggie, Jay-Z, and Nas"その理由(ワケ)がこの映画の中にありました。えぇ〜えぇ〜。

DJ SOULJAH

俯瞰しながらも真実をつかみとる映像の妙、、、やがて言葉とBEATSで作られたイメージは加速しながら脳内をかけめぐる、、、。 本作は、NASという素晴らしいラッパーがいかにして世に出たかを描くと同時に80年代末〜90年代頭のNYにおけるヒップホップ/ラップの優れたドキュメンタリーにもなっている。

高木完 (Major Force)

Illmatic に衝撃を受け何千回と聴き、リリックを完コピできる人でも、このドキュメンタリーを通して、リリシスト、そして一人間としてのNASの奥深さに新たな感動を覚えると思います。完全永久保存版です。

VERBAL (m-flo / TERIYAKI BOYZ®)

中学の時に聞いて衝撃を受けたアルバムillmatic!鋭く世を切るNasの言葉は20年経った今も色褪せない... 彼の言葉の背景に見えてくるもう一つのアメリカ。HipHopファンに限らず見るべき名作!

WISE (TERIYAKI BOYZ®)

周年記念盤がリリースされるのは全てのジャンルで考えてもほんの一握りでしょう。セールスだけでなく、内容で評価されている真のクラシックといえるNASのデビュー作。20年経っても色褪せず、若い世代へと受け継がれています。語り尽くされたはずの作品だけど、この映画で初めて知る事実も多数あるので往年のリスナーも、初めて『ILLMATIC』に触れる人にも貴重なドキュメント映画になっています。

DJ YANATAKE

リアルタイムで日本でもジャンルレスな雑誌に載ってる有名人がPUSHしていたのを目にしていました。もう20年なんですね。勿論、好きなアルバムです。映画内容に関しての詳しいコメントは他の方におまかせさせてもらって個人的に『アツいな~』と思ったシーンはRoxanne Shantéのくだり、Marley Marlの眼鏡、ONE LOVEの前のWHODINI挿入にグっときました。あとTimber欲しくなったっす。必見かと!!!

ZEN-LA-ROCK (ALL NUDE INC. / NEMES)

これまで数えきれないくらい再生ボタンを押しその評価に納得していた名盤『イルマティック』が、誕生から20年後さらに”深み”を増した。もはやマイク5本で足りるアルバムではない。

渡辺能文 (タワーレコード 販売促進統括部)

専門誌しか情報源がなかった時代、勝手に想像を膨らませて聴き倒した『イルマティック』の本当の真実に20年かけてようやく辿り着いたような感慨! 当時を淡々と語るNasも男前すぎです!

安藤広子 (ローソンHMVエンタテイメント)

名盤『イルマティック』が生まれた1994年当時の黒人社会の背景が、NASの〈ドキュメント〉により、さらにリアルに響く必見MOVIE。リリックに込められた知られざるドラマと、随所に流れるクラシックスも最高です!

瀧祐二 (WOOFIN' 編集部)

目標は「完璧なアルバム」…これだ、この気概!インタビューではガードが固い印象があるNasに、ここまで肉薄するとは。インサートされるレア映像の数々にも震える。制作陣の執念に脱帽です。

荒野政寿 (CROSSBEAT編集部)

正直、チープな作りのドキュメンタリーだろう、と構えていた自分を恥じるほど、映像 / 構成ともに非常に洗練された内容で、あっという間の74分だった。

佐藤公郎 (サイゾー 編集部)

主役のナズや、コメンテイターとして登場するQ・ティップなんかは、雑誌の取材ではほとんどマトモに喋ってくれないんだけど、この語りの質・量だけでも貴重すぎます。

岩間慎一 (エディター / Super Cry Inc.)

クイーンズ・ブリッジの内実に迫りながら語られる名作誕生までの実話はビターにして力強い。父オル・ダラとの関係も含め、“ナシール・ジョーンズ”のブルースやソウルを浮き彫りにした生々しいドキュメントに心を奪われた。

林剛 (音楽ライター)

名盤を生んだハードな背景に引き込まれるのはもちろん、“ブリッジ・バトル”について興奮気味に語るナズのヒップホップ小僧ぶりや、地元の子供に話しかける笑顔になぜか胸が高鳴りました。ナズ萌え映画でもある!

@TOWER_Soul_Rapの中の人 (タワーレコード))

「illmatic」が誕生した1994年、私はスニーカー業界で仕事を始めHIPHOPにどっぷりハマりだした。NASといえばQueens=QB(Queensboro Brigde)。このQBを巡り、当時の回想シーンで語られたMC Shan "The Bridge" VS KRS-ONE "The Bridge Is Over"というBEEFがNASに与えた影響は・・・等々、全てはこの「TIME IS ILLMATIC」を観ればわかる。

疋田貴久 (TEXT TRADING / DigTheRightThing)

1994年はまだ14歳であり、この「Illmatic」 を知ったのは正直その数年後にはなるが、当時何もかもが新鮮で吸収した青春の10代、90年代に刺激を受けた代表的なアーティストが"NAS"であり、代表的な1枚だったのは間違いない。改めて映画を観て思ったことは、忘れかけていた当時の気持ちが蘇ったかのごとく、フレッシュで清々しい気持ちになりました。丁度90'S KICKSが流行する今、観てもらいたい1本です。

小島奉文 (Sports Lab by atmos / Director)

「illmatic」は、今は無き渋谷ロフトWAVEで、Massive Attack「Protection」発売のタイミングに一緒に買ったのをなんとなく覚えてる。だからリアルタイムから少し遅れて買ったという事で。当時バリバリのテクノ好きだった自分にとってはすぐに理解できるものではなかったけど、これとキミドリのアルバムはなぜかずっと手放さなかった。あとRoxanne Shantéは偉大だったんだなと、ニワカ発言&映画の感想少なくてすみません。

金田謙太郎 (ヴィレッジヴァンガード下北沢店)

(※敬称略/順不同)